Mityvac手動真空ポンプの使い方

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Mityvac手動真空ポンプの使い方

2022年2月3日

水中ドローンBlueROV2を運用する間に、必ず行わなければならないのが真空テストです。これは4インチの電子エンクロージャー内と3インチのバッテリーエンクロージャー内の空気を一定数値抜き、15分放置し漏れを調べるものです。メーカーから発売されているポンプが新しくなったのでそれの使い方を解説します。

Mityvac手動真空ポンプ

このポンプはPRESSUREとVACUUMの切り替えがあります。

真空ポンプの側面にあるノブを回して、「VACUUM」設定にします。

バキュームプラグの1つをバッテリーエンクロージャーベントペネトレーターに挿入します。

4インチエンクロージャー

3インチエンクロージャー

ゲージが10inHg [34kPa]の真空になるまで真空をポンプします。

平均して、付属のMity-vacポンプを使用して10 inHgに達するには、140〜145個のポンプが必要です。

BlueROV2とポンプを15分間放置します。

15分後にゲージが9inHg [31 kPa]以上を示した場合、シールは許容範囲内です。

真空度が9inHg [31 kPa]未満になる場合は、エンクロージャーエンドキャップ類の締め付け、ネジの緩み、Oリングの劣化などを確認してください。

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石田一浩

石田一浩(Ishida Kazuhiro)

株式会社チックの代表として、水中ドローンや無人船、ブルーボートの開発・販売に注力。海洋調査や水中探査の現場で、水中ドローンを活用した豊富な調査経験を持ち、その実績を基に、専門家や企業に信頼される高性能な製品を提供しています。

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