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Rov-Fun
株式会社チックの代表として、水中ドローンや無人船、ブルーボートの開発・販売に注力。海洋調査や水中探査の現場で、水中ドローンを活用した豊富な調査経験を持ち、その実績を基に、専門家や企業に信頼される高性能な製品を提供しています。
風力発電には「洋上風力」と呼ばれるものがあります。初めて聞く方が多いかもしれませんが、日本では需要電力の10倍ほどの容量を発電可能と考えられているほどです。 ここでは高い潜在能力が期待される「洋上風力」についてご紹介。日本での運用やドローン等ロボット業界との関係性に迫っていきます。 洋上風力とは 「海洋上」の「風力発電」が、洋上風力発電(洋上風力)と呼ばれています。洋上=offshoreから、オフショア風力発電とも。ここでいう海洋上の定義は「水の上」であり、フィヨルドや港湾、大きな湖なども対象となります。 ...
島国・日本に暮らす日本人にとって、海はとても身近なもの。 にもかかわらず海のことをよく知らない、そう感じることはないでしょうか。 海の謎のひとつに、海底に沈んだ船「沈没船」があげられます。 実は日本近海だけでもたくさんの沈没船がありますが、さまざまな要因により十分な調査がなされているとは言えないのが現状です。 しかし近年では水中ロボット(ROV)の技術進歩により、少しずつ海底の謎にメスが入っています。 当記事では、沈没船調査における水中ロボット(ROV)のさまざまな情報をお伝えします。 沈没船調査における ...
魚たちの大切な居場所として海になくてはならないもの、それが魚礁(漁礁)です。 釣りやダイビングをする人にとってはおなじみの存在ですが、意外と一般的には知られていないかもしれません。 当記事では、「そもそも魚礁とは?」という基本的なところから、魚礁の種類や機能などについて詳しく解説します。 魚礁とは 魚礁とは、岩などによって海底にできた隆起部で、魚が集まってくるところを指します。 自然にできたものを「天然魚礁」や「天然礁」と呼ぶのに対し、人工物を海底に沈めて人為的に造った魚礁を「人工魚礁」といいます。 天然 ...
古くから魚を食べることを習慣としてきた日本には、さまざまな漁法が存在します。 中でも、沿岸漁業には歴史ある漁法が多く、また穫れる魚の種類も豊富です。 当記事では沿岸漁業の1つ、「定置網漁」の仕組みや構造などについて解説します。 定置網漁とは 定置網漁とは、海中の定まった場所に網を設置し、魚を獲る漁のことをいいます。 大半は、陸から2~5kmほど離れた場所に設置されます。 日本の漁業法では、水深27m以上の海域に設置されるものを定置網と定義しています。 近年では漁具の改良が進み、水深100m以上のところに設 ...
ROVは何の略称? ROVとは遠隔操作の水中車両のことを言い、一般的には水中ドローンまたは水中ロボットと呼ばれています。 ROVは オペレーターまたは操縦士が地上にいながら、海底世界を探索することを可能としました。 通常、潜水士が海中100メートル以上潜ることはめったにありません。 また潜水艦を利用することも高価なためまれです。 つまり ROVなしでは人類が海中で作業する範囲は非常に限られていることになります。 ROVの歴史 初めて構築されたROVはプードルと呼ばれ、フランス人のディミトリ・レビコフによっ ...
2019年11月、上海で開催されたOceanology International China 2019に参加し、最新の海洋科学技術とグローバルなネットワーキングの機会を体験しました。このイベントは、海洋研究の進歩と業界の未来に焦点を当て、世界中の専門家が一堂に会した場となりました。 海洋技術の革新 Oceanology International China 2019では、最先端の海洋技術が数多く展示されました。これには、遠隔操作可能な無人潜水艦(ROV)、高度な海底マッピングシステム、そして海洋データ ...
宮城郡利府町にある宮城県総合運動場「グランディ・21」のプールを貸し切り、水中ドローン「BlueROV2」を使って幾つかの実証実験、水中点検用での機体調整やデモ潜行を行いました。 合わせて水中ドローンの運用者向けの講習も行い、運用の手順やセットアップ方法など、BlueROV2への知識と技術を身につけていただきました。 受講者の中には、空撮用ドローンの経験者も…。 操作方法は同じということから動かすこと自体は何ら問題はありませんでしたが、水中を潜行させる難しさと面白さを経験して頂きました。 使ったのは仕様の ...
様々な利用用途が考えられている水中ドローン。弊社ではアメリカのBlue Robotics社が発売しているBlueROV2をメインに実用レベルでの実験を繰り返しています。 今回は測定機器を搭載して水中を自由に動き回れるか、3㎏程度の物を乗せた場合、どのように運動性能が変わるかテストしてみました。 用意したのはBlueROV2 テストで利用するのは、BlueROV2。この機体は全長457mm、幅338mm、重さ約10㎏程度のROVです。 これまでの水中調査や実験などで運用を繰り返していますが、抜群の運動性能を ...
ドローン専門展示会&コンファレンスのイベント、ジャパンドローン2019(Japan Drone2019)。ドローン産業を活性化させるべく、さまざまな企業が専門分野に特化したドローンを持ち寄りましたが、弊社では水中ドローン「BlueROV2」を出展しました。 更なる飛躍を目指すドローン産業 空撮はもとより、ドローンにはさまざまな分野で活用されています。 空撮、撮影分野 映画、プロモーション撮影、CM撮影など 測量分野 土木、建設業界など 農業分野 農薬散布、生育調査、鳥獣被害対策など 点検分野 インフラ点検 ...
年の瀬が迫る2016年12月下旬。関係各所のご協力をいただき水中ドローンの実験が実現できました。ありがとうございました。 使用した水中ドローンはOpenROVv2.8 OpenROVは水中の洞穴を調査するためにデビッド・ラングとエリック・スタックポールによって作られたプロジェクトです。 海外のメーカーですが、日本国内からも通販で購入することができます。 OpenROV:https://www.rov-fun.com/wp/ OpenROV基本スペック OpenROVは組み立てキットですので、ほぼバラバラの ...
2017年6月、宮城県内にある大型定置網の「垣網」、「箱網」の調査を水中ドローン(BlueROV2)で行いました。 BlueROV2 の特長 BlueROV2はアメリカにあるBlue Robotics社が発売しているROVです。 この水中ドローンはフライトコントローラーPixhawkを搭載し6つのモーターで自由に海中を動き回ります。 最大350ワットのモーターは海中でも思い通りの操縦を実現させ、細かい機体の動きにも対応できます。 またこのORVはカスタマイズ性にも優れており、ペイロードを増やしたり100m ...
先日、宮城県南三陸町の漁業関係者から「漁業に活用できるかもしれないので、水中ドローンを見てみたい」という連絡を受けデモを行いました。 今回はデモ時の動画も添えて、その時の様子をレポートいたします。 沖へ出たのちドローン潜水準備 当日は現役の漁師さんが船を出してくれ、関係者5名とともに船で沖へでました。 漁師さんからみたBlueROV2への印象は、「水中ドローンはずいぶん小さいものだな?」という感じだったようです。 おそらくは「こんなものが動くのか?」という不安があったことでしょう。 船で30分ほど行った後 ...