4インチエンクロージャーの外し方

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4インチエンクロージャーの外し方

BlueROV2の制御等の部品はすべて4インチのエンクロージャー内に収められています。

ですので、スラスターの調子が悪いからESCを見てみようとか、中の配線が外れいているという場合はこのエンクロージャーを外して作業をします。

エンクロージャーはフレームと4本のM3×16mmのネジで止まっているだけなので、簡単に外すことができます。

では、作業を順番に解説します。

エンクロージャーをフレームから外す

エンクロージャーをフレームに止めている4本のネジM3×16mmを外していきます。ネジは前後2本ずつついています。

前方は下記の赤丸の部分です。

後方部分にも2本あります。

これら4本のネジが外れると、エンクロージャーは機体から離れ下記の写真のようになります。

バッテリーケーブルへの負荷

この時、3インチのバッテリーエンクロージャーにつながっている電源ゲーブルに負荷がかかる場合があるので、バッテリーエンクロージャーから外してた方がよいです。

ベントを外す

エンクロージャーをゆっくり引くとOリングフランジから抜けてきます。この時、ベントは必ず外しておきます。ベントがついたままですと空気が抜けずエンクロージャーが抜けてきません。

これでエンクロージャーが外れました。エンクロージャー自体は何にもネジ止めされていません。

エンクロージャーが外れれば、中の電子部品の交換や修理が可能となります。

配線が分からなくなるので、作業前にはスマホで写真を撮っておくことをお勧めします。わからなくなったら弊社にご連絡ください。

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  • この記事を書いた人
石田一浩

石田一浩(Ishida Kazuhiro)

株式会社チックの代表として、水中ドローンや無人船、ブルーボートの開発・販売に注力。海洋調査や水中探査の現場で、水中ドローンを活用した豊富な調査経験を持ち、その実績を基に、専門家や企業に信頼される高性能な製品を提供しています。

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