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WaterLinked水中GPS(UGPS)の使い方

アンテナの組立

アンテナを広げ、折りたたみジョイントのラッチを使用してまっすぐにロックします。

gpsアンテナ

電源ケーブルをボックスに接続

赤丸の部分にコネクターを差し込み、半回転させることでロックされます。
電源ケーブルにはバッテリーをつなぎます。

テザーインターフェースとアンテナのケーブルをボックスに接続

ケースの電源ケーブルと逆側にアンテナとテザーインターフェースにつないだケーブルを接続します。


配線の接続はこれで完了です。

設定

運用するパソコンにIPアドレス 192.168.2.94を設定します。BlueROV2を運用する場合は、静的 IP アドレス 192.168.2.1、サブネット マスク 255.255.255.0 に設定されていますのでそこはそのままで結構です。もしこのIPが設定されていないようでしたらこちらを参考にして設定してください。

参考ファイアウォールが QGroundControl とネットワークの通信を許可していることを確認してください。

UGPS トップサイド ユニット内のIP スイッチを192.168.2.94(下の位置)に設定します。これにより、G2 トップサイド ユニットに静的 IP アドレス 192.168.2.94 が割り当てられます。(弊社納品物は設定済みです)

Position

Baseline

Advanced Settingsをクリック。何か設定をしたらその設定の保存としてApplyをクリックします。

Advanced Settingsをクリックすると下記の画面が表示されます。これはアンテナとペリカンケースのボックスがどの配置にあるか位置を入力します。ペリカンケースに対してアンテナがどこにあるか距離で入力します。

Topsideというのがペリカンケースの事です。

Distance to Topside housing ↑ Forward

アンテナから見て前方↑何メートルの位置にペリカンケースがあるか入力します。

Distance to Topside housing←Left

アンテナから見て左←何メートルの位置にペリカンケースがあるか入力します。

Antenna depht

アンテナがどのくらいの深さにあるか入力します。

Antenna rotation offset from Topside housing Forward(clockwise)

赤枠の右側の図を基準として時計方向に何度の回転位置にあるか入力します。

次にGPSを反応させる範囲を設定します。この設定は無駄に広くしないで必要な部分のみの設定にした方が精度が上がります。

赤丸の矢印や回転アイコンなどのクリックし範囲を設定します。

自分の位置とアンテナの位置、角度が表示されますので、これが現実と合っているか確認しながら設定します。各種設定が完了したらApplyをクリックします。

Settings

Locator setup

使用するロケーターに合わせて設定します。弊社納品のBlueROV2の場合はLocator-A1を選択します。

Channel

変更する場合もありますが、基本は2で問題ありません。

Speed of sound

海水、淡水、温度等で変わりますが、とりあえずデフォルト1475m/sで問題ありません。

Topside position

On-boardを選択。※用途に応じて変更。

Topside heading

On-boardを選択。※用途に応じて変更。

Units

単位はMetric

Reference boat outline in map

ボートの形を表示させるか非表示にするか。

latitude/longitude of locator in map view

マップビューでのロケーターの緯度/経度の表示、非表示です。

 

Onboard IMU calibration

Onboard IMU calibrationをクリックしキャリブレーションをします。

赤枠の部分をクリック。

次にペリカンケースが置かれている状態の方位を数値で入力します。スマホのコンパス等で調べられます。

ここまで完了するとステータスが緑に変わると思います。もしエラーが出ていましたら、その部分をご確認ください。

各部のステータスに問題がなければ緑のチェックがつきます。問題がある場合は赤と×になります。

Diagnostic

各種センサー類がどのような反応をしているか数値で確認ができます。

About

機器のシリアル番号やマニュアル、バージョン等が確認できます。

セッティングが完了したら

すべての設定が完了し、ステータスが緑に変わると画面上に機体の位置が表示されます。

すべてが正しく動作している場合は、QGroundControl の地図上で ROVの位置が見つかるはずです。ROVの位置は BlueROV2 画像で示されます。

UGPS トップサイド ハウジングの位置は、QGroundControl のバージョンに応じて赤い矢印または Q シンボルで示されます。小さな「H」アイコンは、ROVの最初の GPS ロックの位置である「ホーム ポジション」を示します。

UGPS の上面位置は、すべてのシステムで確実に表示されるわけではありません。NMEA として UDP ポート 14401 に送信されるため、QGroundControl で設定を確認してください。

こちらがデモ用の画面です。

Water Linked Underwater GPS
Water Linked Underwater GPS

demo.waterlinked.com

 

業務ご依頼の流れ

水中ドローン業務ご依頼の流れ

step
1
ご相談・お問い合わせ

  • まずはお気軽にご相談ください。使用目的やご希望の仕様について詳しくお伺いし、最適な機材をご提案いたします。

step
2
ヒアリング・打ち合わせ

  • お客様のニーズを詳細にヒアリングし、具体的な要件やご希望のカスタマイズについてお打ち合わせを行います。オンラインまたは対面で対応可能です。

step
3
お見積りのご提案

  • ご要望に基づき、ボートのカスタマイズ内容やオプションを含めたお見積りを提示いたします。ここで、納期や予算についてもご確認いただけます。

step
4
ご注文確定

  • お見積り内容にご納得いただけましたら、ご注文を確定させていただきます。ご注文後、正式に製作を開始いたします。

step
5
製造・カスタマイズ

  • ご注文いただいた内容に基づき、専門の技術者が組み立て・カスタマイズを行います。進行状況は随時ご報告いたします。

step
6
納品前テスト・調整

  • 納品前に各機能のテストと最終調整を行い、万全の状態でお届けします。必要に応じて、お客様にも動作確認をしていただきます。

step
7
納品・操作説明

  • 完成したボートをお客様に納品いたします。納品時には、操作説明やメンテナンス方法についても詳しくご案内します。

step
8
アフターサポート

  • 納品後も、使用中のサポートやメンテナンス、アップグレードのご相談を受け付けております。安心して長くご使用いただけるよう、サポート体制を整えています。

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  • この記事を書いた人
石田一浩

石田一浩(Ishida Kazuhiro)

株式会社チックの代表として、水中ドローンや無人船、ブルーボートの開発・販売に注力。海洋調査や水中探査の現場で、水中ドローンを活用した豊富な調査経験を持ち、その実績を基に、専門家や企業に信頼される高性能な製品を提供しています。

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