水中ドローンによる水中探査は、海底地形の計測や漁場の資源調査、水中構造物(橋脚や堰堤、パイプラインなど)の劣化チェック、海洋生態系のモニタリングといった、多岐にわたる分野で活用されています。
しかし、これらの現場では、水中に舞う堆積物やプランクトン、底泥の巻き上がりなどが原因で、透明度が大きく低下することもしばしばです。
こうした濁った視界下では、一般的な水中カメラでは明瞭な映像を得るのが難しくなります。
そんな状況で頼りになるのが、BlueROV2に搭載できる濁度対応カメラORPHIECAM300です。
濁った水中環境でも、特殊な画像処理によって視認性の高い映像を提供し、効率的かつ的確な観察・調査を可能にします。
Ocean Biz 2024 in 清水 岸壁デモ
ミサゴ株式会社チャンネルから動画のご紹介です。
動画はCHASING M2 PRO MAXに濁度カメラORPHIECAM300を搭載した映像です。
このカメラはBlueROV2にも搭載可能
水中ドローンBlueROV2へ容易に搭載可能です。追加のペイロードスキッドを用いて機体下部に装着することで、操縦性や運動特性を損なわずに視界拡張が行えます。
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BlueROV2
プロの手で組立・調整済み!安心のBlueROV2をお届け 水深100m~300m、テザーケーブル100m~300m、水中脱着コネクタ付き、オリジナルプラダンケース付きで販売しています。 BlueROV ...
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ペイロードスキッド
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技術諸元
項目 | 仕様・数値 |
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電気仕様 | |
電源電圧 | 12-24V DC, 最大13W |
コネクター | Subconn DBH8M |
データ転送 | Ethernet H.264 <150ms |
光学・ビデオ仕様 | |
センサー | 2/3" CMOS カラーセンサー |
解像度 | 1080p / 25 fps |
視野角(空中) | 86°(D) / 75°(H) / 58°(V) |
視野角(水中) | 62°(D) / 54°(H) / 40°(V) |
帯域幅 | 最大12 Mbps |
メカニカル仕様 | |
ハウジング材質 | ハードアノダイズ処理アルミニウム |
レンズ材質 | 強化ボロフロートガラス (Tempered Borofloat) |
外寸(コネクタ除く) | L=254 mm, ø=90 mm |
耐圧 | 300 m |
重量 | 2.3 kg(空中) / 0.6 kg(水中) |
使用温度範囲 | 0 ~ 45℃ |
CHASING M2 PRO MAXへの搭載例
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